西翔記(さいしょうき)

私の日々の生活での記録、記憶書(アウトプット)の場です。

ブラックジャック21  間黒男とBOP

どうも、不定期更新の河西です。

今回は、ブラックジャックのアニメ放送オリジナルとして、「ブラックジャック21」という作品に関して書いていきます。 (2006年放送)

ブラック・ジャックとその母親を捨てた父親はマカオ  豪邸に移り住み、蓮花という中国人女性と結婚、紅蜥蜴と称する姉と小蓮という娘、2人をもうけたが、その後脳卒中 で死亡し、お骨はブラック・ジャックにより母親と同じ墓に埋葬された。

ブラック・ジャックにとって義母にあたる蓮花は、病に侵され、顔の皮膚がただれたために、父がブラック・ジャックに美容整形手術を行わせた。その際に父は「世界一の美女にしてくれ」と依頼したが、ブラック・ジャックが「まだお母さんを愛していますか」と尋ねた際に否定したため、ブラック・ジャックは薄情な態度への報復として、彼が世界で最も美しいと信じる実母の顔に整形してしまった(蓮花本人はこのことで、なぜあの女の、なぜあの女の顔にしたの!と憤怒と憎悪に駆られていた)そして、この時から蓮花の姉娘、紅蜥蜴『べにとかげ』が動いていた。

 

と、ここまでにしておきます、ネタバレが大きくなるので。

 

ただ、一つ言えること。このアニメの黒幕が創った毒薬「BOP=Blood of Phoenix」において皆さんに知ったうえで考えて頂きたいことがあります。

それは、二つ。

一つは、私から「不死=永遠に死なないことほど怖いものはない」

一つは、ブラックジャックを救った本間丈太郎先生から「人間が生き物の生き死にを自由にしようなんておこがましいと思わんかね」

 

生命倫理からして手塚作品は凡人から天才まで幅広い人間模様を描いてきてはいますが、人がやれるものとやってはいけないものの区別は若いうちからでも頭に入れておくべきかな。と。幕を下ろさせていただきます。

 

ここまでお読みくださりありがとうございました。