西翔記(さいしょうき)

私の日々の生活での記録、記憶書(アウトプット)の場です。

もしや…あの作品。

どうも、河西です。

 

今回は、「永遠」についです。

 

皆さん、永遠について、どうとらえてますか?

 

おそらく、大半の人が、『ずーっと事柄が絶え間なく続くやつでしょ?』

とお答えになるかと。

 

私見ですが、あながち間違ってはいません。

 

それで、次の画像、「火の鳥」作者の手塚治虫さんの代表作で、

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火の鳥 


火の鳥の血を飲むと不老不死になるってことで、作品の中で登場人物が何とか矢を打って捕まえて飲む。無論火の鳥はまた生き返ります。再生だったかもですが。

 

そこで、不老不死になった一人の人間は最初は歓喜でいっぱいでしたが、血を飲んだのは彼だけなので彼以外の森羅万象は生き死にを繰り返し、氷河期までをも迎えます

そう、血を飲んだ彼は、そのころ、肉体は消え失せ骨も神経も心臓も失くなり、それでも魂だけ残り続けてもなお、生き、また、人間集団が現れる頃にも魂だけ生きてます。

 

ここまでで理解して頂ければ、次はちょっと挑戦がらみで目を通していただければ幸いです。

 

魂が消えうせない彼は血を飲んだのを後悔しますが、死ぬに死ねない。

 

この気持ち、私が二十歳前後で漫画で読んで、思いっ切り泣くほど、彼の運命や永遠が哀しかったです。

 

『こんなことあるの?確かに死にたくはないって気持ちはあるけど、死ねない?死ねない、死にたいのに?』

 

こうして彼はいずこへ…。

 

手塚作品で命の尊さをこのような形で教わるとは、………。

 

もう一度言います。

 

死にたいのに、死ねない。

 

自殺願望や生きることに疲れた方にはわかってほしいくらい、人の命は儚いのです。

 

だからこそ、生きてください!

 

万物、仮令、人間も命の尊さは平等です。  

 

命を無駄にすると、火の鳥が待っているかもしれません。

 

天国でも地獄でもなく・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

では最後に、頭の中にこれだけは隅っこでもいいので残してください。

 

悪事の多かった人の死にゆく先は地獄。

 

悪事が少なかった人の顛末は、天国行。

 

命を無駄にした人のお迎えは火の鳥だと。

 

以上。

 

わからないって方はコメント欄にお願いいたします。

 

ここまでご高覧頂きましてありがとうございました。

 

では、失礼。