西翔記(さいしょうき)

私の日々の生活での記録、記憶書(アウトプット)の場です。

国語(日本語)の時間 二 「すごい」と「すごく」

どうも、河西です。

 

先日に続き、国語の記事を執筆します。

 

今回は、「すごい」を乱用、もしくは正しい日本語離れで誰もが気づきにくいちょっとしたテーマです。

 

では、本題。

 

例文A:この朝はすごく寒かった。

例文B:この朝はすごい寒かった。

 

例文のAとBどこが違うでしょうかと?

 

実はこれちょっとした違いなんです。(テーマどおりに)

 

例文Aの「すごく」が日本語の文法上正しいのです。

逆に例文Bの「すごい」は文法上誤った使用例です。

 

どう違うか?といいますと、「すごい」は形容詞です。なので寒いなどの時制変化(寒かった)といったふうにかかる場合、正しくは「すごく寒かった」です。

 

というわけで、例文Aは文法上形容詞です。形容詞は名詞などにあてがわれます。

       例文Bは文法上副詞です。 副詞は動詞、形容詞などにあてがわれます。

この間違え例はテレビでもよく見聞きしますね。

「今日の試合はすごい楽しかった」→×

「今日の試合はすごく楽しかった」→〇

 

ここまでで文法上の話は終わりです。

 

現代人はいつの間にか「すごい」の活用例を誤っているように思えて仕方ありません。

 

この記事を閲覧なさってから「すごい」以外の言葉の使用を考えてみては…?

 

ま、日本語も時代が変わればそれに伴って変わってゆくのでしょう。

 

ちなみにですがこの文法誤り、義務教育の範疇です。

 

今回はここまで。

 

ここまでご高覧頂きありがとうございます。

 

では、また!